Hallo I'm Here.
December 15, 2014

相×さんに部長をお願いして「ヌルシュー部」なんて部活動を始めてみている。
先月くらいからだったかな。
なんてことはない。「名作」ってわけでもないけど、味わいのあるシューティングゲームを遊ぶ、共有する。そうした集団、というか仲間かな。レトロ性とかはなし。もっと言えば当時あんまりやってなかったくらいの感じの人たちと遊ぶ。そんなクラブをやってみたいと思った。極論僕と相×さんだけでもいいんだけどそれだと基板の売上が上がらないのだ。
だからそれなりに同じ思いの人が必要だった。そこで相×さんに相談したところすぐに承諾してくれて動き出すことになった。
場所は僕らのホームであるところの「高田馬場ゲーセン ミカド」で、まず手始めに入部員の募集会をやってみたら意外と集まってくれた。
スコアや攻略をシビアに突き詰めていく人たちや中流以上の腕前を持つ人たちからすれば、鼻で笑ってしまう集まりなのかももしれない。でもそうしたヒエラルキーや上流意識が、誰もが気軽にゲームをやりにくくしていった事実はいまさら語ることでもないだろう。
ヘタでもいい。好きならいい。そんなレッドビッキーズみたいなサークルが一個くらいあったっていいじゃない。
それすらも小馬鹿にするほどこの世の中の了見は狭いのだとすると、生きてくのってもうヤメにしたくなっちゃう。
昨日のその第2回目があった。Twitterで知ってくれていた人たち以外にもその場で興味を持ってくれた人もいて7人もの新入部員が増えた。普段は『スパⅡX』をやってる人とかがいてくれる、その「幅」というのかな、そうことが嬉しい。少なくともそれはいまの時代のアーケードゲームシーンだと思う。
昨日集まってくれた人たちが30人ちかく。打ち上げもみんな来てくれて(まあ当然俺は後半なんにも覚えてないけれど)みんなが楽しそうだったことは記憶してる。
コミュ症とかいろんな言葉があるなかで人とオフラインでつきあうのはツラいかもしれない。そんな日もあるよ。
でもたまにゲームセンターでおんなじSTG(例えば『原始島2』で)「やっぱり鳥類殺すのツラいですよね」「ですよね…」と言いながら連射スイッチを離すことなく、霊長類を皆殺しにするその姿がなんというか、やっぱりおかしい。
こうしたヌルさをキライな人はキライかもしれない。苦手な人がいるのもわかる。ツルんでなにかをするのがイヤなのも。
なぜならかつての僕がそうだったから。
と、いうようなことを思いながら、この「ヌルシュー部」を続けていければと思っています。
ただいまこのご時世で「わざわざこうしたことをやるのか?」ってことについての正確な考えをまだ僕は出していない。
ただ、秋に一ヶ月間ミカドで「シューティングゲーム祭り」と称した連日実演配信をやろうと言ったときの店長のイケダの
「なんだかよくわからないけどいまやっておかなきゃいけない気がする」
という言葉がぼんやり僕の背中を押している。
僕からすると生まれてはじめての趣味活動? こうした行為が楽しくなるのが歳を重ねていくことならそれは結構悪くない。
うだうだ言ってみたけど、みんなと一緒に仕事の合間合間で自主練しながらの日々は決して悪くない。
なのでこの「ヌルシュー部」ダラダラっと続けていきたいと思ってます。最悪、最後は部長とふたりでもまあいいよね(笑)。


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